ここでは木部塗装についてご紹介します!
杉板塗装
日本家屋の外壁によく使用されている杉板には、表面にもともと塗装がされていたり、少なくはなりましたが表面を焼いて炭化させてあります。
大体5年ぐらい経つと徐々に風合いが出てきますが、長い間そのままにすると、反り返ってきて釘が抜けてしまったり、乾燥して朽ちてしまったりと劣化が進んでしまいます。
それに伴い雨漏れや害虫の棲家になってしまったりする可能性もあります。
表面の色が取れてきたり、油分が減って反りが起こってきたりしたら塗装をして保護をする必要があります。
工程は次の通りです。
まずはサッシや瓦・樋・土間などの養生をしていきます。
次に、下地処理です。
反りが起こっている部分や釘が浮いてしまっている部分の釘を打ち直していき、表面をペーパーなどで研磨して汚れを取り除いていきます。
下地処理をきっちり行なってから塗料を塗布していきます。
刷毛とローラーを使用し塗布していきます。
木部の塗装は、表面に付着させるのではなく素地に吸収させていきます。劣化具合など素地の状態によって吸い込み方にムラが出るので注意しながら塗布します。
一度塗りだとムラが出来てしまったり、劣化がひどい部分は十分に保護出来ていない可能性があるので二度塗りします。
仕上がりは木目もしっかり出て綺麗な仕上がりです。
杉板は早めのメンテナンスによって張り替え工事をしなくても十分長持ちします!
張り替えには工期と費用がかかります。早めのメンテナンスをオススメします!
ベニガラ塗装
日本家屋の破風や玄関などによく使用されているベニガラですがこちらも下地の木材が見えてきたままにしてしまうと雨などの水分を弾かなくなるので腐食しやすくなります。
下地が見えてきたら塗り替え時期です。
特に、玄関はお家の顔です。玄関のリフォームだけでもガラッと雰囲気が変わります。
費用も数万円から施工できます。
新しい年を迎える準備として綺麗にしたいということで、年末に玄関だけ綺麗にされる方も結構いらっしゃいます。
そういった節目のリフォームもオススメです!
気になる方は当社までお気軽にお問い合わせください!